このページでは、虫歯の治療など、インプラント治療前にかかる費用(予備治療)について紹介します。
虫歯になっている場合、まずはそちらの治療を優先することになります。保険を使用した場合は、軽度の場合であれば3,000円~5,000円程度の費用で済みます。しかし、重度の場合は10,000円~30,000円くらいはみておいたほうがいいでしょう。まずは、しっかり虫歯を治療しておくことが大切です。
次にいよいよインプラント治療に入っていきますが、まず詳細な検査が必要な場合は、別途費用が発生します。たとえば、簡単なレントゲンを撮るだけなら20,000円程度ですが、CTなどの精密検査をする場合には50,000円程度となることが多いようです。
また、検査の結果、インプラント治療に必要な骨量が足りない場合は、骨に補助手術が必要となる場合があります。
これは、歯が抜けて時間が経っている場合、それまで歯を支えていた骨が役割を無くすために、「退化」に似た状態で骨の吸収が起ってくるのです。そのため骨の厚みがなくなったり、高さが不足して、骨を増やさなければインプラントの埋入ができません。
簡単に、補助手術の方法と費用について紹介していきますので、こころあたりのある方は参考にしてください。
通常のインプラントでも多く使用されるテクニックで、骨が足りない部分を患者自身の骨や人工骨を混ぜた補填剤でカバーし、その上からコラーゲンの人工膜(メンブレン)で覆うことで骨を再生させる方法です。
補助的に使用する場合が多く、インプラントの埋入と同時に施術し、骨ができるまで約4ヵ月程度期間を要します。材料費を含めて、1本あたり約50,000円~100,000円くらいとなっています。
上顎の奥歯に相当する場所にインプラントを埋め込む場合、骨の厚みが不足していることがあります。この場所は上顎洞と呼ばれ、もともと鐘体状の空洞になっています。
ソケットリフトとは、上顎洞の下にある骨を持ち上げながらインプラントを埋入し、骨自体を厚くする方法です。この処置は、インプラント埋入と同時に施術するので、約4ヵ月後に噛めるようになります。費用は、1本あたり約50,000円~100,000万円くらいとなっています。
この方法は、上記のソケットリフトが不可能な場合に使用する方法です。
上顎洞の横から骨に穴を開けて上顎洞の粘膜を持ち上げ、そのスペースに患者自身の骨や、人工骨を混ぜ合わせたものを補填剤として移植して厚みを増やす方法です。この方法では、かなりの厚みの骨が得られるため、インプラントも十分な長さのものが使用できます。
ただし、この方法では骨ができるのに6ヵ月かかります。インプラントの埋入はその後となりますので、約9ヵ月程度期間が必要となります。複数のインプラントを埋め込む場合、1ヵ所あたり200,000円~300,000円くらいとなっています。
そのほか、上記の方法でも骨の厚みが足りない場合は、ほかの部位から骨を移植することも考えられます。この場合は、完全な外科的な手術となり、その費用として100,000円~200,000円程度かかります。
なお、インプラントをしっかりと固定させるには、約10ミリの骨の厚みが理想です。もし、骨の厚みが十分でない場合、このような補助手術をする必要があるのです。
もちろん、平均的な費用ということで掲載をしていますが、それぞれの歯科医院によって金額の違いはあります。そのため、事前にしっかりと検査をし、歯科医と相談のうえ、治療方針を立てることをおすすめします。
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